予感・予知から、問題を未然に防ぐ方法
- 北林陽児
- 7月3日
- 読了時間: 3分
前回は、深夜に目が覚めて心臓がバクバクするという予感・予知の話をしました。
そういう特異的な身体感覚は、無意識にある情報が現れたものであるから、未来に何らかの行動や結果をもたらす、つまり予感とか予知的現象だと述べました。
で、このような現象は、その後もう一度、起きたことがあります。
やはり、同じように深夜3時、4時くらいに目が覚めて、それと同時に心臓が凄い勢いでバクバクと高鳴るという現象でした。
仕事をクビになった前回と全く同じ現象でしたから、これはまたヤバいことが起きるな・・・と思ったのですが、今回は具体的な問題に心当たりがありました。
実は、その日、ちょっとしたトラブルに巻き込まれていて、その件がこじれて大問題になって行くという予感・予知だなという風に分かりました。
それで、心臓はバクバクいうし、不安は広がっていくしで、深夜にとても苦しくとても眠れない状態になったのですが、これを解決するにはどうしたらよいのでしょうか?
この予感・予知が、本当に現実となる前に未然に防ぐためには、どうしたらよいだろうか・・・と深夜に考えました。
そこで、思いついたのは、この心臓バクバクも身体感覚の一種で、普段の心理療法の対象となるものなのであれb、普段と同様に、そのバクバクを言語化していって解消してしまえばよいのでは?と考えたわけです。
無意識にある情報の現われである身体感覚は、言語化することによって、無意識から意識へと上げられて解消することができます。
理論的には、解消してしまえば、無意識的な行動や結果は起こらなくなりますから、未来の問題も未然に防ぐことができるはずです。
そこで、眠ることは諦めて、そのバクバクと向き合って言語化していくという作業に取り掛かりました。
この作業はなかなか難易度が高くて、1日では終わらず3夜連続でバクバクが発生して、苦しみながら言語化を進めてゆきました。
で、3日目に全てを言語化しおわると、バクバクは治まって通常状態に戻りました。
そして、結果的には、前回のように仕事をクビになると言うような事態は何も起こらずに済みました。
とは言え、「何もせずに問題が起きた」という現実との比較ができませんから、「言語化で未然に防いだ」という結論には飛躍があることは否めません。
ただ、前回書いた同じ予感・予知の現象からクビになった事例と併せて考えれば、その飛躍も若干は埋まるかもしれません。
また、
①身体感覚は、言語化することによって解消できる
②身体感覚を解消すると、心の在り方や言動が変化する
という2点は、日々のセッションの中で、当たり前にやっていることです。
そして、その結果、人生と未来が変わる。
ということも、まあ間違いないと言ってよいでしょう。
従って、深夜に心臓バクバクくらいの異常な身体感覚を解消したならば、なんらかの形で未来に影響を及ぼしていることは、ほぼ確実と言ってよいでしょう。
さて、このように、私自身の体験から、未来の予感・予知のようなことは、現実的に起こることだと考えているという話でした。
それで、この話しは、もとはと言えば7月5日の予言の話でしたね。
もう今日はもう7月3日ですから、いつまでも前振りばかりしていられませんね。
私は7月5日には何も起きないと考えているわけですから、ぼちぼちその話をしましょう。
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