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心の中の「何」と向き合うのか?

  • 執筆者の写真: 北林陽児
    北林陽児
  • 5月18日
  • 読了時間: 3分

さて、前回は、

 

イメージをすることで、

 

自分自身の心と向き合うと

 

書きましたね。

 

前回のメルマガでは、

 

基礎的なことを色々と書きましたが、

 

重要なことが抜けていましたね。

 

それは「何を」イメージするのか?

 

ということです。

 

これに対しては、なんでも良い。

 

ということになります。

 

何かをイメージして、

 

その時の視覚イメージと体感イメージを

 

良く観察するわけです。

 

 

 

 

ここでは例えば、「上司」を、

 

イメージしてみましょうか。

 

上司と良好な関係の人は、

 

笑顔やカッコいい表情をした

 

視覚イメージが湧いて、

 

同時に心地よい体感覚を

 

感じるかもしれません。

 

一方で、上司と関係が良くない人、

 

というか、多くの人々の場合には、

 

怖い顔、厳しい顔あるいは、

 

腕組みや、踏ん反りかえっているとか、

 

高い所から見下げてくるような体勢で

 

見えるかもしれません。

 

と同時に、

 

体のどこかの筋肉に力が入るとか、

 

モヤモヤするとか、締め付けられるとか、

 

そういう体感イメージも湧くかもしれません。

 

 

 

 

さて、前回のメルマガで、

 

イメージは、自分の心そのもの、

 

あるいは心の一部の表現なのだと書きました。

 

上司がどんな姿で見えてきたとしても、

 

それは現実の上司ではありません。

 

それは「あなた自身の心の中の上司」であって、

 

「あなた自身の心の一部」です。

 

上司がネガティブな姿で現れるとしたら、

 

上司自身がネガティブな人間なのではなく、

 

あなたの心の中の上司に対する

 

ネガティブな気持ちが、

 

そのような形で表現されているわけです。

 

つまり、そこで見えている人物は、

 

上司ではなく、

 

上司の姿をした自分自身の気持ちなのです。

 

ですから、

 

そのイメージを良く観察することが、

 

自分自身の心と向き合うことと

 

同義になります。

 

そして、十分に向き合って、

 

認めて、受け入れることができれば、

 

心の問題は解決されます。

 

この例でいえば、

 

上司のことが、

 

そこまで嫌いではなくなるということです。

 

もっと高度なスキルを使えば、

 

嫌な気持ちを完全に消し去って、

 

「好きでも嫌いでもない。ただの上司」

 

というような気持ちになることも、

 

もちろんできます。

 

 

 

 

ただし、

 

ここで簡単に書いたように、

 

上司をイメージして観察して

 

向き合うというのは、

 

人によっては、

 

難しいかもしれません。

 

観察するどころか、

 

イメージするのも嫌だし、

 

抵抗感が強くて

 

イメージできないかもしれません。

 

最初から一人で行うのは難しいので、

 

セッションを受けるとか、

 

練習をする必要があるでしょう。

 

 

 

 

さて、今日は、何をイメージするか?

 

と言う話をしました。

 

「十分に向き合う」ことができれば、

 

嫌な気持ちが緩和されると書きましたね。

 

しかし、ここで、

 

「十分に向き合う」とは、

 

どういうことでしょうか?

 

次回は、その辺の話をしましょう。

 
 
 

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