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自己紹介

更新日:2023年1月24日


みなさん、こんにちは。 私は、心理療法家の北林陽児と申します。 私は、京都大学を卒業して東芝に入社しました。 と言っても、京都大学には編入学という 特殊なルートから入学した変わり種です。

東芝に勤めていた時代から心理療法を始めて、 もう15年以上に渡って実践しています。

東芝時代、パニックの日々

私が心理療法に取り組んだのは、 東芝時代にパニック問題に悩んだからです。 毎日頭の中が常にパニック


状態で、 メールも会議も何を話しているのかわからないだけでなく、 自分が扱っている製品の名前や機能も覚えられず・・・。 もはや足し算引き算もできないような状況でした。 仕事中の眠気が強烈で、机で寝てしまうので、 バレないようにトイレに隠れて寝ていました。 毎日毎日髪の毛が抜けていくのもショックでした。

今となっては終わった話ですが、 こうして書き出してみると、結構深刻ですね笑 私は良い大学を出てますし、英語とドイツ語が得意で、 正直言って人並以上に、頭が良いと思っていた


ので、 とても辛い日々を送りました。

今では心理療法家として稼ぐまでになっているのですが、 その始まりは、この東芝時代の異常な日々でした。

帰郷して、心理療法三昧の日々

東芝のあと、都内の会計事務所に転職したのですが、 そこでもまともに働くことができず、 結局、秋田に帰郷して、療養生活をするようになりました。

療養生活というのは、時間ばかり沢山ありますから、 その時期に、毎日毎日毎日毎日、様々な心理療法スキルを試しました。 心理療法スキルと言っても様々あって、


臨床心理学の大学院で教えられているような心理療法もあれば、 自己啓発書にのっているような願望実現法やら、 スピリチュアル思想に基づいたブッ飛びスキルやら、 般若心経の写経のような宗教の修行方法まで多種多様です。

私自身は、少々怪しいものでも食わず嫌いをせず、 ネットや書籍で目に入ればなんでも試す方針でしたので、 般若心経の写経や読経までやりました。 (結構効果があって、びっくりしました。)

心理療法をテーマに起業

また、その帰郷してからの時期に、 高齢者に自分史を作るという事業を起業したのですが、 これも、回想法という心理療法がテーマです。 この事業は、グッドデザイン賞を受賞して、


読売新聞社との共同事業として全国展開しています。 詳しくは、会社概要をご覧ください。



つまり、秋田に帰郷してからの日々は、 療養中の膨大な時間で心理療法に取り組んだだけでなく、 仕事でもやりたくて起業までしたわけです。 思えば、心理療法のことというか、心のこと ばかり延々と考えていたと思います。

さまざまな珍しい体験も・・・

それだけ心理療法に取り組んでいると、 当然ながら、それなりの成果が伴ってきます。 まるで生まれ変わったように感じたこと、 重荷を下して体が浮くように軽くなったこと、 一種の超常現象を体験したりしたこと、 そういうことは、もういちいち数えていません。

そういう不思議現象については、


ブログの中で語ってみようかと思いますので 興味のあるかたはこちらでどうぞ。

長年の問題を遂に解決

そんな中で38歳の時に、 「ついにやり遂げた!」ということがありました。 東芝時代のパニック問題の原因を突き止めて、解決したのです。 その原因は、18歳の時の出来事にありました。

私は、高校生の頃、京都大学に入りたいと思って、 高校生活の全てを勉強に突っ込んでいました。 ところがセンター試験当日に、受験科目を間違えて、 大変なパニック状態に


陥りました。

これは私の人生最大の痛恨の出来事でしたが、 より深刻な問題はこの出来事の後に起きていました。 すべり止めの大学に入ったのですが、 学校に行けない、授業に出ても寝てしまう、試験を途中退出する・・・ という生活を送るようになって、 かつての自分とはまるで違う人になってしまいました。

その大学で散々な生活を送ったのちに、行き詰って、 京都大学でやり直そうと思って、京都大学に編入しました。

PTSDの症状

実は、東芝と最初の大学での異常体験は、 センター試験での失敗というこのトラウマが原因でした。 厳密にはトラウマという定義には該当しないのですが、 心的外傷後ストレス症候群(PTSD)の症状は、

・フラッシュバック ・回避行動 ・無価値観 ・過覚醒

で、最初の大学や東芝時代での異常な体験と一致しています。 この長年の苦しみの原因をついに突き止めて、 心理療法でトラウマを解消すると素晴らしい解放感がありました。 と同時に、心の成長が再開していったの


を覚えています。

思い返してみると、 18歳でトラウマ問題を抱えるようになって、 25歳くらいから心理療法に取り組み始めて、 38歳の時についに問題を解決した・・・という流れでした。

アイデンティティの一部へ

こうして思い返すと、 膨大な時を心の問題に費やしたものだと思うのですが、 今となっては、心の問題とその解決は、


私の人生やアイデンティティの大きな部分を占めています。

そういう経緯の中で、結果的に身についてしまったスキルを、 他の人にも生かしたいと思うようになり、 心理療法家として働くようになったという次第です。

あなたに伝えたいこと

私の場合、 専門家に助けを求めずに自分で解決方法を研究して習得して実践したので、 ずいぶん時間がかかった一方で、特殊なスキルが身に付きました。

あなたの場合どうするかは、あなたの自由です。 私のように自分で研究、習得、実践するのも良いでしょう。 専門家に助けてもらって手


早く解決するのも一つの手です。

ともあれ、 あなたがどんな問題に直面していたとしても、 それを心の問題として捉えてアプローチすれば、 実は解決することができます。

このことが、 心理療法家としての仕事と、私の人生を通じて、 私があなたに最も伝えたいメッセージです。





1 Comment

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Guest
Aug 28, 2023
Rated 5 out of 5 stars.

独自のご経験、ご苦労を経て、体得されたスキルは、他とは少し違って見えます

率直なコトバは、胸に飛び込んできます

特に最後の「あなたに伝えたいこと」のコトバには、力と勇気を貰いました

無料マンガの公開やセミナー開催

ありがとうございます

評価するのは、おこがましいですが、賛同の気持ちとしてコメントしました

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