自律神経を整える一番簡単な方法
- 2022年11月26日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年1月21日
一番簡単な方法は、呼吸法だと思っています。 呼吸法は、いつでもどこでも、すぐにできます。 それに、辛いこととか、難しいこともありません。
と思うのですが、実は、呼吸法はとても深い世界で、 目的に応じて、多種多様なやり方があります。
今日は、リラックスするための呼吸法を紹介します。 ちゃんとした言い方をすると、「リラックス」とは、 交感神経を鎮めて、副交感神経を優位にするという意味です。
呼吸と自律神経の関係は、ご存じでしょうか? 実は、 息を吸う時は、交感神経 息を吐く時は、副交感神経が活性する仕組みになっています。
例えば、何かをやり遂げて一安心したときに、 「ほっと一息ついた」と言いますよね。 これは、安心すると副交感神経が優位になるので、 同時に、息を吐きだしたくなるのです。
この仕組みを使うことで、 交感神経と自律神経のバランスをとることができます。 つまり、 息を吸うのにかける時間に対して、 息を吐くのにかける時間を2倍にすることで、 副交感神経がだんだん優位になっていくのです。
3秒で吸って、6秒で吐く 4秒で吸って、8秒で吐く・・・という感じですね。 これを続けていくと、徐々に副交感神経が優位になるので、 心も体もリラックスしてきます。
これは、本当に簡単なスキルなのですが、 様々な心理療法の基礎ともなっています。
眠れない時に、呼吸法を意識すると、いつの間にか眠っています
緊張したり、不安やイライラしているときは、長くゆっくり息を吐くことが出来なくなっています
何も使わず簡単に実践出来るのに、おろそかになっている呼吸です mocco