Tさんの最終ステップ「無条件に自分を愛する」の3回目の感想です。
今回の感想文には、興味深い変化がたくさん書かれていますね。Tさんありがとうございます。 自分自身の中での思考や行動などにたくさんの変化があるようで嬉しいです。 また、周囲の人々との人間関係にも変化が生じているというのはとても良いことです。 自分自身を愛すると、周囲の人のことも愛することができます。
そうすると、結果的に人間関係が改善されることは非常によくあることです。 人間関係も結局は自分の心の反映なんですよね。
Tさん 30代女性 会社員
この「無条件に自分を愛する」を通じて感じることは、 回を増すごとに、自己肯定感が上がっていることと、 下げる力が非常に弱くなったということの二つです。 第1回のセッションの時は「不安定」という 自分のイメージからスタートしましたが、 第3回を終えた今は「右肩上がりで伸びている」とイメージしています。
また、第3回を終えて感じることは、 自分のイメージが上がることを阻害していた堤防が決壊し、 どんどん自分の中の未完了だったことが自動的に完了にむけて動き出していくことです。
今までは1つひとつ丁寧に意識して 言語化するというのが完了の方法でしたが、 第3回のセッションの後には頭の中で様々なシーンが浮かび、 言語化しようと意識していないのに 頭の中で独り言が絶えず言語化されていくイメージを受けたので、 自動的に完了にむかっているとかんじました。
その後、数日間は過去の出来事で忘れていたことや、 あの出来事が未完了だったのかと思う「些細な事」と認識していたことを思い出して、 その些細な出来事の蓄積こそが 自分の成長や自己肯定感が上がることを 阻害していた要因だったということに気付くことができました。 そして、その些細な事の蓄積が多くの身体症状を引き起こしていたことや、 その蓄積に私自身が気付くことをずっと待ってくれていた ということにも気付くことができました。 今までのセッションで扱ったことはすべて過去のことであり、 そのほとんどが幼いころや中、高生のときの出来事でした。 思い返せば、小学生のころから思い生理痛やPMSを抱えて救急車で運ばれたこともあり、 何軒も婦人科で検査を受けるも病気ではないといわれるだけだったのも、 今となっては納得がいきます。 身体の異常ではなく、心理の異常を気付かせるためのサインなのだとしたら、 どんなにレントゲンや検査をしても見つかるわけがないというのも納得です。
心理の整理がどんどん進むにつれて、 今までなんとなく避けていた 「やならなきゃと思っているけど何故かやっていなかったこと」 を処理していくことができるようになってきました。 例えば、洋服の断捨離や部屋の隅々までの細かな掃除、 買おうとおもっていたけど面倒で後回しにしていた商品の比較などを あっという間に終わらせることができたのです。 判断力、行動力ともに増し、終わらせていくことの達成感もありました。 やらなきゃと思っているけど何故かやっていなかったということの内の一つに、 姉の誕生日のプレゼントを贈ることがありました。 セッション前まではなんとなくプレゼントを決められないなという気持ちだったのですが、 実は小さいころ姉と一緒に絵の塾に通っていたことや、 海に行きたいけどなかなか行けない、 育児のストレスを抱える姉のために海の絵を描いてあげたいなと思っていました。 セッション前に思い付いたものの、 自分の絵なんかプレゼントしても喜ばれないだろう、 自分の絵に自信がないから贈るのは恥ずかしいな、 という気持ちがあったので決断することができずにいました。 セッションの後、数日してから突然「やろう」という気持ちになり、 ただ黙々と作業をしてあっという間に絵を描き上げ、 おまけの紙粘土の細工も作り、プレゼントしました。
人間関係にも変化が生じてきたのはセッションを終えて1週間ほどたったころでした。 今までは、感情的に話す人と対峙するのはとても苦手で、 そういう相手と話さなければならないときは論破するか 荒い口調で話すしか選択肢がないように感じていました。 セッションを終えてからは、 苦手意識のあった人が目を見て「ありがとう」と言ってくれるようになり、 うとましく感じて相手に対して操作性のある話しかできなかったのですが、 相手に感謝の気持ちや素直な気持ちを伝えることができるようになってきました。 挨拶もぎこちなく、形だけだった相手に対しても、 相手の体調を気遣い、世間話をするようになりました。
今までは、自信があるほうだと思っていましたが、 それは自信があるという設定にして自分を演じていただけで、 実際には「自信がないと思われるのはよくない印象だからやめよう」 「なめられないようにしよう」という類の何かを回避するための手段であって、 自己肯定感が高かったわけではない、と気付きました。
今となっては、自己肯定感が高くない、低いというのはいいイメージではなく、 自己肯定感が低い奴という批判の対象になることがこれまでの経験で多かったため、 自分自身の自己肯定感が低いと認めることすらもままならなかったと思います。 目覚ましい成果を得るには、まず現状の把握が大切です。 自分自身の自己肯定感がどんな状態なのか、 北林さんにガイドしてもらいながら、まずは確認してみることからスタートすると良いですよ。
Comments