ここ2年ほどの間、お手伝いをしてきた方が卒業されました。
1年2年とお手伝いを続けていくと、その間には様々なことが起きますし、
もちろん本人もどんどん変化して、たくましくなってゆきます。
私のセッションは、対症療法ではなく、根治的です。
毎回のセッションの度に、相談された問題を解決するわけですが、
その解決は本人の心が変化することによって起こるものです。
セッションで心が成長することで、その問題が解決されるわけです。
その成長は元に戻るようなものではなく、
セッションの度に新しい人間に生まれ変わるのです。
完全に解決しきるのに回数を要する場合はありますが、
一度解決してしまえば、似た問題が再発することはありません。
これはとても良いことだと考えています。
しかしながら、同時にやがていつか、卒業が来るということでもあります。
それは私にとって、素晴らしい仕事をやり遂げたという意味であると同時に、
一抹の寂しさを感じるイベントでもあります。
でもやはり、本人にとってどうなのかということを思えば、
心理療法による助けを必要としない心理状態となって、
私のもとを巣立っていくことはとても素晴らしいことだと思います。
世の中には、私の力を必要としている人がゴマンといるでしょうから、
また新たな出会い、新たな仕事を求めればよいということですね。
まずは、卒業生の明るい前途を祈ります。
根治して卒業が出来るということは、効果的なセッションなんですね