心理療法で、腰痛を緩和する第1段階
- 北林陽児

- 9月6日
- 読了時間: 3分
最近の私の悩みと言えば、慣れない仕事で始まった腰痛です。
腰痛とは小学六年生のバスケットボール部の練習中に始まって以来の長い付き合いです。
心理療法を始めてからは、腰痛も心理症状であると考えて、その都度、痛みを言語化する方法で緩和してきました。
それはそれで効果的なのですが対症療法的な手法ですから、今回のように毎日毎日働き続けるような場合には追い付かない感じがありました。
ということで、宮古島にきて一番最初に取組んだのは、心理療法による腰痛の緩和ということでした笑
もちろん効果はかなり出て、「歩くのも困難な激痛」から「筋肉痛程度の痛み」にまで緩和できて、平気で働いています。
運動をした翌日の筋肉痛が、仕事を休むような日常生活に支障をきたすことはないのと似たような感じです。
とは言え、全ての痛みを消すことはできておらず、残ってはいるというのが事実ですね。
これは、「歩くのも困難な激痛」の中の8割程度は心理によるもの、2割程度が物理的・肉体的・筋肉的なもので、8割の部分は心理療法で消し去ることができたということなのだと思っています。
そもそもの話として、私は体力が衰えていて、肉体労働もしたことがないですから、突然、一日に6時間7時間と立ち仕事をすれば、筋肉的に痛みが生じるのは当然なのです。
そして、その筋肉的な痛みがトリガーとなって、心理的な痛みが発生して、苦痛が大きく増幅されるという仕組みだろうと思っています。
で、具体的にどのような方法で、と言う話ですが、3段階でやったので、今日は一段階目の話を書きましょう。
既に書きましたが、まずは痛みを言語化することが有効です。
このメルマガ・ブログでは、体の中の感覚を言語化することで、その感覚は雲散霧消するという話を良く書いています。
これは、悩みがある時の胸のモヤモヤとか、ドンヨリ感のような体感覚を指しているのですが、実はもっとフィジカルな痛みに対しても同じように使うことができます。
フィジカルな痛みというのは、例えば腰痛とか、筋肉痛とか、頭痛とか、生理痛とか、そういう諸々の痛みを意味しています。
そういう感覚を言語化していくプロセスは、その痛みを良く観察することから始まります。
どこが、どのように、どの程度痛むのか、ということを良く観察して感じて、その痛みを受け入れて、その存在を認めてゆくことが大切です。
その上で、その痛みの主張に耳を傾けるのです。
そうすると、例えば「頑張りすぎ」「休みたい」「そんなに働くな」と言ったような言葉が聞こえてきます。
ここで、腰痛が伝えようとしているメッセージを理解することが重要なのはもちろんですが、そのメッセージの意図までを理解することが大切です。
「頑張りすぎ」「休みたい」「そんなに働くな」という言葉がでるのであれば、腰痛の意図は、「私のことを心配して、頑張り過ぎを止めようとしてくれている」というようなことになります。
つまり、腰痛にも役割とか使命があって私にとってのメリットがあるということなのです。
心理療法の本質の表現方法の1つは、自己理解だと言えると思うのですが、そういうレベルまで理解することができると、痛みは消えてゆきます。
何故ならば、伝えるべきメッセージがキチンと伝われば、それ以上主張する必要はなくなるからです。
あ、一応書き添えていくと、痛みのような体感覚を言語化するための前提には、心理状態をトランスさせていることが前提となります。
トランスしているからこそ、体感覚を言語へと変換することが可能なわけですね。
さて、というような内容が、今回の腰痛対策の第1段階でした。
これで緩和できたのは全体10のうちの2くらいでしょうかね。
第2段階、第3段階はまた次回ということで。


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