ゴキブリ退治の心理療法?
- 北林陽児
- 9月29日
- 読了時間: 3分
宮古島に来て2か月が経ち、慣れてきた面と疲れてきた面の両方があります。
記事に書きたいことは沢山あるのですが、疲れていてなかなか書けずにいます。
そんな中で、今日は是非紹介したい面白い話があります。
先日、長年の相談を受けていて、今や弟子のような相談者から、「ゴキブリが出るのですが、どうしたら良いですか?」という斬新な相談を受けました。
話を聞くと、最近かなり大きなゴキブリが出るので、打てる対策は十分に打ったにも関わらず、まだ出てくるとのこと。
そこで、この問題を心理療法によって解決するにはどうしたら良いか?という相談でした。
このメルマガ・ブログでは以前、自分自身の心と向き合うことによって、物理的な世界に影響を及ぼすことができる話を書いていました。
例えば、隣の部屋の人がうるさいという問題や、カフェの隣の席の人の愚痴がうるさいといった問題を、TUFTIを用いて自分の心と向き合うことによって解決したという話を紹介しましたね。(記事の最後にリンクを貼ります)
とは言え、まさか、ゴキブリ退治を相談されるとは・・・。
イボ痔の相談を受けて以来の斬新な相談内容ですが、イボ痔も解決しましたから、今回も解決する自信は勿論あります。
TUFTIというか、鏡の法則では、現実世界の全ては、自分の心の投影として起きていると考えます。
今回の場合も、現実世界にゴキブリが現れたということは、ゴキブリに相当するような何かの問題が心の中にあって、それが投影されたのがゴキブリということになります。
従って、心の中の問題を解決できればゴキブリは居なくなる、逆に言えば、心の問題を解決できなければゴキブリは出続けるわけですね。
ということで、現実世界においてゴキブリがでるという現実があって、精神世界では何が起きているのかを観察して問題を見つけて、それを言語化するように指導しました。
すると、「何か怖いことが沢山起きる」という不安が心の中にあることに気づいて、それを言語化したら、心理的には問題解決できたとのことでした。
と言う話が9/16のことだったのですが、一週間後の9/23に現実世界でもゴキブリはもう出なくなったとの報告がありました。
このゴキブリ退治について、どのように解釈するかということですが、まず、1つには、前述のように鏡の法則に基づいて、心の問題を解決したことで投影が起こらなくなったという考え方があります。
もう1つの側面としては、心の問題を解決したことによって物理的な対策を強化することができたことによる成果という考え方もあります。
私に相談する以前は「何か怖いことが沢山起きる」という不安に心の中を支配されていて、冷静に対策を打つことができない状態になっていたそうで、心の問題を解決したら他にも打てる対策に気づいて、実行できたということでした。
これは、一種の自己実現的予言というやつで、心の中で「悪いことが起きる」と信じていることで、自ら悪いことを起こしてしまうという現象とほぼ同じですね。
心理療法によって、「悪いことが起きる」という心の捉われから解放されることによって、その実現を防ぐ思考や行動が可能になったということですね。
ということで、鏡の法則に基づいて消えた説と、物理的な対策によって消した説の両方があるわけですが、ここでどちらが正しいのか、という議論はあまり必要ないでしょう。
それよりも自分の心と向き合って心の問題を解決するというプロセスを踏むことによって、結果的にゴキブリが消えたという事実があれば十分でしょう。
この事実をどのように解釈するかは、あなたにお任せというスタンスです笑
最後に、TUFTIで問題を解決するという関連記事のリンクを貼っておきますね。
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